テフロンチューブの3次元立体・コイル曲げ加工技術
Q1: テフロンチューブの「3次元曲げ加工」とはどのような加工ですか?
1箇所のみや平面的な2次元の曲げにとどまらず、縦横・斜めなど、立体的かつ多方向にチューブを曲げる高度な熱加工技術です。
フッ素樹脂(PTFE、PFA)のストレートチューブは通常曲げると折れてしまいますが、熟練の職人が加熱処理を施しながら、複雑な立体形状へと形作っていきます。
Q2: チューブをあえて3次元に曲げるメリットは何ですか?
配管スペースが限られた複雑な装置内でも、障害物を避けて自由自在に接続・配置できる点です。
また、無駄な継手を使わずに1本のチューブを複雑に曲げられるため、液漏れのリスクも最小限に抑えられます。
さらに、緩やかなアールを持たせて立体的に曲げることで、チューブ内に液を滞留させることなく流体をスムーズに流せるという設計上の大きなメリットもあります。
Q3: コイル(らせん・スパイラル)形状のチューブはどのような用途に使われますか?
主に、半導体製造装置や化学プラントなどの各種槽内における「熱交換ユニット(冷却・加温)」として使用されます。
テフロン本来の優れた耐薬品性とクリーンさを維持したまま、独自の熱加工技術で密なコイル状に巻き上げることで、コンパクトでありながら熱効率に優れたクリーンな熱交換ラインを構築できます。
Q4:対応可能な材質や、試作の相談について教えてください。
PTFE、PFAの押し出しチューブに対応しています。
手書きの図面や「チューブの巻き太さを変えて装置を小型化したい」といった口頭のイメージからでも、技術営業が使用条件(薬液、温度、圧力など)を丁寧に伺い、最適な形状を提案してスピーディに高精度な試作品を製作します。


