耐熱120℃に対応!テフロン(PFA)チューブの温度特性と富士フレキ

富士フレキ:PFAチューブの特性と耐熱仕様の詳細

Q1: 富士フレキ(富士フレキシブルチューブ)とはどのような製品ですか?

優れた特性を持つテフロン(PFA)チューブに、独自の熱処理でらせん状のスパイラル(コルゲート)形状を施した配管パーツです。

通常の無垢なストレートチューブでは折れてしまうような狭小スペースでも、急な曲げや自由自在な配管を可能にします。

また、管内に液が溜まりにくい構造のため、洗浄や日々のメンテナンスが非常に容易になるという大きなメリットがあります。

Q2: なぜ耐熱温度が「120℃」に制限されているのですか?

無垢のPFA素材自体の耐熱性は本来200℃以上ありますが、富士フレキは熱加工によってスパイラル形状を癖付け(形状記憶)しています。

そのため、120℃を超える極端な高温をかけると、らせん形状が元のストレートに戻ろうとする熱変形が発生する恐れがあります。

形状維持と安全性を担保する推奨値(保証値)として「耐熱120℃」を定めています。

Q3: 主にどのような用途や環境に適していますか?

高い耐薬品性、非粘着性、撥水性を求められる過酷な環境に最適です。

金属配管が薬品で腐食してしまう半導体製造装置や理化学機器の薬液ライン、または衛生的な洗浄性が求められる食品・飲料の生産ラインなどで広く採用されています。

Q4:振動がある場所や可動部でも使用できますか?

標準の富士フレキは固定配管用ですが、可動・振動のある箇所には、二重構造(特許出願済)で耐久性を高めた改良型「富士フレキFW」をご用意しています。

万が一の内層クラック時にも薬液の外部飛散を防ぐ高い安全性を備えています。