PFAとFEPの特性比較と最適な選定基準
Q1: PFAとFEPの最大の違いは何ですか?見た目で見分けることはできますか?
両者はフッ素樹脂の中で高い透明度を持ち、見た目は非常によく似ています。
最大の違いは「耐熱性」にあります。
FEPに比べてPFAの方が優れた耐熱性(高い使用可能温度)を持っており、より過酷な温度環境に適しています。
そのため、使用する現場の温度特性が使い分けの大きな基準となります。
Q2: 加工性の面で、両者の特徴や違いはありますか?
PFAとFEPは、ともに熱をかけると溶融する性質(熱可塑性)を持つため、曲げや溶接などの熱加工が可能です。
富士工業ではどちらの素材も加工可能ですが、製品の高い信頼性を担保するため、実績としてはPFAでの熱加工が圧倒的多数(主流)を占めており、FEPの加工依頼は比較的少なくなっています。
Q3: どのように使い分けるのが最適ですか?
高温の薬液配管ラインや、シビアな耐熱性・強度が求められる環境には、より耐熱性の高いPFAが最適です(PFAの溶着継手では最高使用温度200℃に対応)。
一方、そこまでの厳しい超高温環境を求めず、FEPが持つ優れた屈折性や柔軟性などの特性を活かしたい場合にはFEPが選ばれます。


